2023年5月25日、歌舞伎座にて「團菊祭五月大歌舞伎」昼の部を観劇しました。
今回の演目は「寿曽我対面」「若き日の信長」「音菊眞秀若武者」。見どころは尾上眞秀初舞台。 小さいながらに女方・立役(男役)共に演じる様は大変立派で、将来がとても楽しみになりました。
眞秀君の初舞台を祝しCHANELのサポートにより作成された祝幕は斬新なもので、色鮮やかな円形のオーガンジー約8,900枚が縫い付けられており、「初代尾上眞秀丈江」の文字は母寺島しのぶの手蹟によるものでした。
今回は花道を使う演目が多かったため、役者の息づかいが感じられる花道横のお席を松竹様がご用意くださいました。
間近で見る足捌きや息づかいに豪華な衣装、そして「スッポン(花道上の小型のセリ)」から奈落に退場する姿は、大変見応えがありました。
会員の皆様も目の前で見聞きする足捌きや足音に、驚き、興奮しておられました。