2024年6月17日、高21回の榎本アコ(本名 松原八壽子)さんがフランス芸術文化勲章「シュヴァリエ」を受章されました。
おめでとうございます!
フランス芸術文化勲章は1957年に創設され、フランス共和国文化通信省より与えられる勲章です。日本におけるフランス文化の紹介者、普及の実務者、あるいは支援した人が叙勲の対象になります。※
日本人では映画監督や歌舞伎俳優、建築家、音楽家などの著名人が受章しています。
榎本アコさんは1971年に渡仏し、主にフランスを拠点に活動してこられました。
現在は DE A I(株式会社デアイ)の代表もつとめられ、フランスを中心とした世界の国々のクリエーションを日本へ紹介するとともに、日本のクリエーションを各国のパートナー達を通じて世界のマーケットに向けて発信していくなど多方面で活躍されています。
その活動の原点は、白百合学園でのフランスとの出会いとのことです。フランスと関わって50年以上、さまざまな経験をされる中でフランスは本当に素晴らしい国だと実感されているそうです。そのフランス語を勉強できる学校がまだあることやフランスとの関わりをもつ学校があるなら、後輩たちの励みになりたいとのお言葉をいただきました。
今回の受章は、長年にわたりフランスと日本のデザイン交流に貢献してこられた功績が認められたもので、フランス大使公邸にて大使による叙勲式がとりおこなわれました。
ご受章をお祝い申し上げますとともに、今後のますますのご活躍をお祈りいたします。