東京二期会オペラ劇場『午後の曳航』


2019年に白百合学園同窓会が主催したポーリニアンホール完成記念リサイタルに出演したソプラノ歌手、林正子さん(高39回)が、2023年11月23日(祝・木)と11月25日(土)に、日比谷の日生劇場にて、三島由紀夫原作ヘンツェ作曲の現代オペラの傑作『午後の曳航』のメインキャスト黒田房子役を演じます。
チケット代金のご優待もありますので、この機会にぜひご観劇くださいますようご案内申し上げます。


◆イベント名

 東京二期会オペラ劇場『午後の曳航』

◆日時

 2023年11月23日(祝・木)17:00

 2023年11月25日(土)14:00

◆会場

 日生劇場(千代田線・日比谷線・都営三田線「日比谷」駅)

◆申込方法

 チケットは下記からお申込みください。

 お申込みフォームを受信後、折り返し、振込金額と振込先口座をお知らせいたします。ご入金確認後、チケットを郵送いたします。
  https://forms.gle/yNWj2Ydzzthm1Bmn6

◆担当

 織田理英(高39回)

※クリックすると拡大します



林 正子(高39回)

<メッセージ>

皆さま、ごきげんよう。高校39回生の林正子です。黛敏郎の『金閣寺』に引き続き、H.W.ヘンツェの『午後の曳航』に出演することになりました。白百合学園中学校に在籍していた頃に読んだ三島の作品に、今度はオペラとして接することになり、ワクワクしています。最初はごく普通の家族の物語だったはずの夏、そこから、少年たちの残酷性が露呈する、後半の冬へと物語が紡がれます。つくづく、「物事は、視点を変えると、異なる物語となる」良い例だと感じました。母と女が同居する房子を、淡々と演じることによって、少年たちとの対比を浮き彫りにできれば、と思っています。少年たちの言動を聞き、若かった頃の自らの傲慢さを思い出しつつ、目下取り組んでいるところです。是非、劇場へと足をお運びいただけると嬉しいです。

<プロフィール>

小学校から高校まで12年間白百合学園で学ぶ。高校39回生。
東京藝術大学卒業、同大学院及び二期会オペラ研修所修了。五島記念文化賞オペラ部門新人賞。ジュネーヴ音楽院修了後、スイス・ロマンド管弦楽団等に客演。近年は東京二期会『ばらの騎士』元帥夫人、新国立劇場『ニュルンベルクのマイスタージンガー』エーファ等で主演。NHK ニューイヤーオペラコンサートや、「崖の上のポニョ」オープニング曲『海のおかあさん』等でも活躍。二期会会員。